1. トップ > 
  2. スポーツコラム > 
  3. マネジメントコラム > 
  4. 第33回 出会いを求めてスポーツ観戦!? サッカー大国神奈川の大盛況イベントとは

スポーツコラム

このエントリーをはてなブックマークに追加

第33回 出会いを求めてスポーツ観戦!? サッカー大国神奈川の大盛況イベントとは

2014年3月7日

この記事は1年以上前に掲載しましたので、情報が古い可能性がございます。

■神奈川県の位置と周辺環境

今回のスポーツマネイジメントコラムは、ホワイトデーを間近に、少々趣向を変えて書いてみたい。将来、人口増加に貢献するかもしれない・・・?自治体とスポーツをコラボさせた活動を取材してみた。自治体は神奈川県小田原市。そして、男女の出会いの場をサポート&プロデュースする「小田原コン実行委員会」なる団体である。

 

神奈川県は横浜を県庁所在地とし、人口900万人を超える日本で第2位の県である。一方、箱根や鎌倉など駅伝や歴史で有名な観光地を持ち、湘南ではマリンスポーツも盛んである。

 

太平洋に面しているため、基本的に気候は温暖で雨が多い。海に面した横浜、川崎、湘南、三浦半島、西湖は海洋性気候で、相模原や県中央部は内陸性気候である。

 

 

■神奈川県の人口とスポーツの分布

 04

神奈川県の人口は約908万人(2014年2月1日現在、神奈川県HPより)、そのうち15歳未満人口が約118万人(13.0%)、15歳以上65歳未満人口が約589万人(65.3%)、65歳以上人口が約195万人(21.7%)、世帯数は約394万世帯である。

 

生産年齢人口(15歳以上65歳未満人口)が全国平均を2.6%上回り、老年人口(65歳以上人口)は逆に全国平均より2.6%少ないところから見ても、過疎化とは無縁な、仕事が豊富な都市部特有の人口分布といえるだろう。

 

神奈川県の人々が自ら好んで行うスポーツとしては、第1位のウォーキング・軽い体操、第2位の水泳、第3位に登山、ハイキング、第4位に器具を使ったトレーニング、5位はサイクリングとなっていて、スポーツクラブで運動している都市部の人と、自然豊かな場所で身体を動かしている人がいて、スポーツとの関わり方は二極化しているように感じる。

 

 

■神奈川県を本拠地とするプロスポーツチーム

 05

神奈川県に本拠地を置くプロスポーツチームは非常に数多く、代表的なチームだけでも以下の通りである。

 

  • 横浜F・マリノス(サッカー Jリーグ 横浜市・横須賀市)
  • 川崎フロンターレ(サッカー Jリーグ 川崎市)
  • 横浜FC(サッカー Jリーグ 横浜市)
  • 湘南ベルマーレ(サッカー Jリーグ 平塚市など10市町)
  • 横浜DeNAベイスターズ(プロ野球 横浜市・横須賀市)
  • 横浜ビー・コルセアーズ (バスケットボール bjリーグ)

 

地の利があって人の集まるところには、強豪チームが集まってくるという、典型的な地域と言えるだろう。

 

 

■小田原市の公式支援チームは、”フットサル”の湘南ベルマーレ

「湘南ベルマーレ」と聞いて、一般的に思い浮かべるスポーツは、サッカーJリーグの湘南ベルマーレではないだろうか。だが、湘南ベルマーレはサッカーチームひとつだけではない。ヨーロッパのスポーツクラブをお手本に、数種類のスポーツチームを運営しており、現在はソフトボール、ビーチバレー、トライアスロン、サイクルロード、フットサルチームがあり、ホームタウンは10市町にも及ぶ。実に多彩な広域型クラブなのである。

 

そのうち、湘南ベルマーレフットサルチームを公式に支援しているのが小田原市である。小田原市が湘南ベルマーレフットサルチームの出資者となったり、市の予算を使って助成金を交付したり、といった資金面での支援を行っているわけではないのだが、のぼりや横断幕を使って、チームの広告や試合開催日のお知らせを行い、時には学校に無料チケットを配る等の支援を行っているそうである。

 

 

■小田原コン実行委員会とは

ところで「街コン」という言葉を耳にされたことはあるだろうか。地域の活性化、町興しを目的として行われる街単位で開催される合コンのことで、小田原コン実行委員会は2011年11月に創設された団体なのだ。

 

神奈川県は東京都に次ぐ人口第2位の大都市だが、神奈川県西部に位置する小田原市では、近年、市郊外に大型ショッピングモールが建設され、小田原駅前ではなく郊外に若者が流れるようになった。そして、当たり前といえば当たり前なのだが、新宿や横浜に出かけてしまう若者が多いため、小田原市内に人を集めようとする地元の声が自然発生的に生まれていた。

 

そこで、小田原コン実行委員会は小田原駅前のいくつかの飲食店を会場に「街コン」を開催し、過去4回の街コン開催のたびに平均500名以上の男女を集め、いずれも大盛況のうちに終了させているのだ。

 

 

■「BELL❤恋」を開催

 02

街コンを一過性のブームものにしてはいけない。似たような企画は、回数を重ねれば重ねるほど飽きられてしまう。小田原コン実行委員会は、単体で街コンを開催するだけではなく、地元企業や地元行政の小田原市と積極的にコラボした街コンも開催している。

 

先月、小田原コン実行委員会と湘南ベルマーレの共同主催で行われた「湘南ベルマーレ(フットサル)観戦+合コン」の企画は、フットサルを盛り上げることと、恋活&婚活の面白い企画となった。

 

送迎バス付きでフットサル観戦した後、地元飲食店で2次会まで含めた合コンを開催するという企画なのだが、試合観戦中に、たまたま隣り合った人と意気投合して、そのまま付き合い、気が付いた時には結婚していた!!なんて話は容易に想像できるだけに、スポーツ+恋愛は化学反応を起こしやすい現象なのかもしれない。

 

 

■行政も頑張る!! 小田原市主催の「城下町2DAYマーチ」

 01

小田原コン実行委員会だけが頑張っているわけではない。小田原市も頑張っている。小田原市スポーツ課の主催で、2013年11月に行われた「城下町2DAYマーチ」というウォーキング企画は、北は北海道、南は鹿児島まで、42の都道府県から8,900人もの参加者を集める結果となった。

 

圧倒的に中高年者が多いウォーキングというスポーツを、若者にも広めたい、小田原という町の魅力を知ってもらいたい、という考えから2012年から開催された2回目の企画だそうだが、市職員やボランティアを含め1,000人ものスタッフが動員され、受付業務やコースの分岐点で人員配置がなされたそうで、小田原市がこの企画を成功させようとした強い意気込みを感じる。

 

6Km~30Kmの四つのコースが設定され、一般参加者に混じって、街コン目的の参加者121人が歩くという企画だったのだが、実際にその後、カップルが何組誕生したとか、何組結婚したなどの追跡調査を、小田原市には是非とも行っていただきたいと思った。

 

 

■街コンブームは去ったけれど

 03

 

少子高齢化の一途をたどる地方都市から広がったこの「街コン」ブームは、最近では少々廃れてしまった感がある。だが、こういった活動は長く続けなければ意味がなく、自治体としても知恵を絞らなければいけないだろう。スポーツがその一助となりうる可能性は大で、スポーツの持つ大きな力は婚活にも大きく影響するように思う。

 

バレンタインにチョコレートをもらった方も、もらえなかった方も、スポーツ観戦に女性を誘ってみてはいかがだろうか?もちろん女性から男性を誘う、それもアリである。

このエントリーをはてなブックマークに追加

グッズに関することでしたら、お気軽にお問い合わせください!

取引チーム

一覧はこちら

ページの先頭へ