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【第6回】富山グラウジーズ/志村豊「地域密着の総合エンターテイメントを目指して」

この記事は1年以上前に掲載しましたので、情報が古い可能性がございます。

「地域密着の総合エンターテイメントを目指して」
富山グラウジーズ 本部 企画管理 志村豊
北陸初のプロスポーツチームとして、2006年にプロバスケットボール・bjリーグに参戦した『富山グラウジーズ』。チームの成績が振るわない時期が続きましたが、昨シーズンは初めて自力でプレイオフに進出。今シーズンも勢いよくスタートするなど、今後の活躍が期待されています。今回、企画管理を担当する志村さんに、チームのPR活動や目指すビジョンなどについてお話を伺いました。

 

– まず富山グラウジーズに入られたきっかけを教えてもらえますか?

大学を卒業してスポーツ関係の専門学校に進学した95年に、日本初のプロバスケットボールリーグbjリーグが立ち上がりました。私は、小学4年生からバスケットボールに打ち込んでいたこともあり、とにかく将来はバスケに関わりたいと思って、bjリーグ初年度のプレイオフのインターンシップに応募しました。

 

そしてbjリーグでプレイオフのPR活動の手伝いをするなか、富山グラウジーズの方と知り合い、夏休みを利用してインターンとして働かせてもらうことになりました。私は東京出身なので「本当に来たの?」とびっくりされましたね。それから週末ごとに東京から富山に通って試合運営の手伝いをして、専門学校卒業後に富山グラウジーズに入りました。

 

当時は、親戚や友人がいたわけでもないし、富山県の土地勘もなく右も左もわからない状況で大変でしたが、チームを、バスケの楽しさを知ってもらうためにがむしゃらに働きました。ろくに食べられない日々が続いたので、当時はげっそりと痩せましたね。今は富山のおいしいご飯によって元通りですが……。

 

 

– 現在、チームでどのような仕事を担当されているのでしょうか?

主にチケット販売やブースタークラブというファンクラブの企画、管理を担当しています。あとは、広く県民のみなさんにチームを応援していただけるように富山県内の企業を中心に営業活動もしています。やはり、地元にできたプロチームですし、富山を代表する、県民みんなが誇れるチームになれるように、チーム一丸となってがんばっています。

 

ちなみに最近、地元のスポーツ振興のため、富山県を拠点とするプロ3チームで協力し合う機運が高まってきました。サッカーJ2リーグのカターレ富山やプロ野球独立リーグBCリーグの富山サンダーバーズ、そしてプロバスケットボール・bjリーグ富山グラウジーズでお互いの試合を応援し合うなど、連携を図る機会が増えてきています。サッカーと野球は”夏”、バスケは”冬”と季節が違うので、1年中スポーツ観戦が楽しめる環境が富山にはあります。「スポーツで富山を盛り上げよう」という目標はみんな同じなので、今後も力を合わせていきたいですね。

 

 

– まだシーズンが始まって間もないですが、今年の試合の状況はいかがですか?

おかげさまで、いまのところいいスタートを切っています。昨シーズンはホームゲームで5連勝するなどチームが勢いづいて、初めて自力でプレイオフ進出ができました。その勢いが今シーズンにもつながり、ブースター(ファン)のみなさんには力強い応援をもらっています。だから会場の雰囲気はとてもいいですね。ただ、来場者数が伸び悩んでいるのが正直なところです。私たちの努力不足で、チームは勝ち星を増やしているのに、来場者数の増加にまでつなげることができていません。来場者数が増えれば、もっと会場の雰囲気はよくなるし、声援が大きくなれば大きくなるほど、チームの力になる。もっともっと多くの方に足を運んでもらえるようがんばっていきたいと思っています。

 

これは私が感じていることですが、最近では、女性一人でも観戦に来られるコミュニティが試合会場にはできてきたように思います。ふらっと一人で体育館に足を運んでも、”グラウジーズを応援する”という共通点があるブースター同士、友人知人問わず一緒に盛り上がれる環境が生まれてきたのではないでしょうか。今シーズンはチームに勢いがあるので、これを機に来場者数のアップにつなげていきたいですね。

 

 

– そんな絶好の機会だからこそ考えておられることはありますか?

 

私は「バスケはプレーするのはもちろん、観るのもとっても楽しい」ということを伝えたいと思っています。その一環として未就学児を対象としたキッズバスケットボールスクールを開校したり、地域の小学校に訪問してバスケを楽しむイベントを開催したりしています。こうした機会を通じて子どもたちにバスケの魅力を伝えていけたらいいですね。

富山県は雪国なので冬になると雪が積もってなかなか外出しづらい環境です。でも、バスケットボールは屋内競技。そんな冬の富山にバスケを通じたアリーナエンターテイメントを提供できればと思っています。グラウジーズの試合を観にきてもらい、試合の合間に来場者参加型のゲームを楽しんだり、フードコートで食事をしたり、ダンスチームの踊りを観たり……まさに一日中楽しめるような総合型エンターテイメントを目指しています。バスケはメインですが、あくまでイベントの一つであり、私はそこに集う人たちのコミュニティづくりがしたいと思っています。体育館に行けばなにか面白いことをやっている、そんなワクワク感を感じてもらえればいいですね。

 

あと対戦相手の応援団も県外から来るので、富山県を知ってもらうチャンスだと思っています。県外から足を運んでもらうことで地域間の交流が生まれますし、観戦だけでなく、宿泊、観光など結果として地元PR、地域経済にも貢献できる。地元だけでやるのが地域密着ではなく、地元でしっかり活動しつつ、県外からも人を集め、地域経済に貢献するのが、本当の意味での地域密着の姿だと私は思っています。そのためにはやはりグラウジーズだけじゃなくbjリーグ全体を盛り上げていかなければいけないですね。bjリーグに所属するチームは、対戦すれば敵ですが、みんなバスケを盛り上げたい、同じ思いを持った同士ですから。今後もバスケのため、チームのため、そして富山のためにがんばっていきます。

 

 


富山グラウジーズは、富山県富山市をホームタウンとして2006-07シーズンより日本プロバスケットボールリーグ(bjリーグ)に所属するプロバスケットボールチームである。
詳しくはこちらからチェック!
http://grouses.jp/

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