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スポーツコラム

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【第14回】上海ジャパンフットボールクラブ/藤井博「国境を越えて楽しめる サッカーの魅力を子どもたちへ」

「国境を越えて楽しめる サッカーの魅力を子どもたちへ」
上海ジャパンフットボールクラブ(SJFC) 代表 藤井博
上海ジャパンフットボールクラブ(SJFC)代表であり、上海国際ユースサッカー大会(SIYSL)の日本代表理事も務める藤井博さん。「国境を越えて楽しめるサッカーの素晴らしさを子どもたちに伝えたい」――そんな熱い気持ちでSJFCでの活動に取り組まれています。SJFCの活動内容やその目的などについてお話を伺いました。

 

 

――上海ジャパンフットボールクラブ(SJFC)の代表をされています。その経緯についてお聞かせください。

 

九州の大学に進学後、地元のクラブチームに所属して指導者になりました。在籍時に指導した教え子たちが二度にわたる日本クラブジュニアユース選手権で全国大会出場を決めたり、福岡県ジュニアユースサッカー選手権で優勝を果たすなど、少年サッカー指導者としての実績を積んできました。

 

その後、1996年に(中国)上海に留学し、選手兼大学コーチとして指導を続け、翌年97年には第1回上海学生サッカーリーグ大会で総合優勝も経験しています。また、SIFL(上海インターナショナルフットボールリーグ)でプレーするなか、SJFC(上海ジャパンフットボールクラブ)の活動に参加し、再び子供たちに指導することになりました。

 

SJFCは1994年、上海で最初に誕生した日本人児童を対象としたフットボールクラブです。「上海で子どもたちがのびのびと運動できる場が欲しい」という多くの方々からの期待に応えるべく、当時の上海日本人学校関係者の温かいご理解のもと、週末はグラウンドを開放していただき、SJFCの活動がスタートしたんです。

 

グラウンドの広さの関係上、入部に人数制限はあるものの、日本国籍を持つ上海在住の男女児童に門戸を開いており、設立以降、サッカーを通じた「健康維持・体力増強・国際交流」を目的に毎週末に練習に励んでいます。

 

2002年に私はロンドンに渡り、本場サッカーの魅力とボランティアを英国で学びました。そして当時の立ち上げメンバーから相談を受け、2006年にSJFCに復帰すると、会員数が激減し、チームが崩壊寸前になっていたんです。そこから5ヵ年計画をつくりチームの立て直しに着手したわけですが、2007年にホームページおよびSJFC事務局を開設。同時に私が代表に就任することになりました。

 

 

――HPを立ち上げた目的は、やはり広報に力を入れるためでしょうか?

 

そうですね。当時は広報活動をとくにしておらず、口コミに頼っていた状況でした。当時、マーケッティングし、SJFCの存在をより多くの人に知ってもらうためには口コミだけではなく、HPは必要不可欠だと考えました。一番の目的は一人でも多くの日本人に我々の活動の主旨とまた存在を知ってもらうことだったんです。

 

2007年にHPを立ち上げて継続してきたおかげで、いまでは「上海 サッカークラブ」などのキーワードで検索すると上位にヒットするようになりました。その結果、上海駐在が決まった方や現地で探されている方などがSJFCのHPにアクセスし、問い合わせをしてくれるようになってきました。現在はHPに加え、フェイスブックやツイッター、ブログなども有効活用し、日本の方々に向けて情報を発信しています。

 

 

――SJFCの指導体制はどうされているのでしょうか?

 

基本的にコーチはボランティアです。「上海を離れてもサッカーを続けてほしい」「サッカーを通じて多くのことを学んでほしい」――そんな思いを抱いて設立した当時の有志の方々の意思を継承し、ボランティアコーチ(社会人・留学生)が子どもたちの指導を続けています。私も上海に留学した際、そんな設立の理念に共感し、ボランティアで関わるようになったんです。現役プロ選手に限らず、サッカーに対する魅力や情熱を経験談を交えながら、上海に来て子どもたちにぜひ伝えてほしいですね。

 

最近は上海でもサッカー人口が増え、サッカー大会が開催されるようになりました。SJFCでは子どもたちが上海でよい思い出を残せるよう、フェスタや親善試合などを企画・開催しています。日本人の若手フットサルプロボーラーなど、中国でも活躍されていますので、フェスタでは彼らの協力を得て、イベント開催したこともありました。

 

またSJFCは上海国際ユースサッカー大会(SIYSL)の出場を目標に活動しています。じつは私はSIYSLの日本理事も担当することになりました。SJFCは日本人限定のクラブですが、SIYSLは数十カ国ものクラブ団体が参加します。各団体と交流を続けてきたこともあり、上海にいながら、欧米人や中国人の子供たちとサッカーすることも可能になりました。サッカーに国境は関係ありません。国境を越えたサッカーの素晴らしさ伝え、ジュニアユース世代の青少年育成と国際交流が大会開催の大きな目的です。私は大会組織委員の中で唯一の日本人として、SJFCや日本人チームの参加を誘致しています。将来、日本からチームを誘致したり、中国から日本へ遠征させたり、日中を舞台とした国際交流をさらに発展させたいと思っています。

 

 

 

――SJFCは来年20周年を迎えます。長く続いてきた秘訣はどこにあるのでしょうか?

 

SJFCは多くのボランティアに支えられています。いまでも保護者には役員としてクラブ運営のお手伝い頂いてます。ボランティアの方々の支えがあったからこそ、これまで続けてこられたのだと思っています。

 

先ほどお伝えしたように、コーチもボランティアです。そんなコーチも指導者の経験のない方が多く、サッカーや子供たちが好きで少しずつSJFCに集まってきた方ばかりです。各コーチが大切にしている思いや考えを尊重しながら、「サッカーが好きなその気持ちを子どもたちに教えてあげてほしい」と伝えています。サッカーを通じて、一つでも多くのことを子どもたちに学んでほしいと思っています。

 

サッカーが好きになれば、日本に帰国したり、別の国に行ってもサッカーを続けてくれると思っていますので、そんな子どもを一人でも増やしたいですね。

 

 

 

 


(中国)上海にて1994年設立以来, 活動を続けるSJFC【上海ジャパンフットボールクラブ】は上海最初の日本人少年少女サッカーチームです。上海在住の日本国籍を有する子供たちを対象に門戸を開けております。
詳しくはこちらからチェック!
http://greens.st.wakwak.ne.jp/903596/index.html

 

 

 

 

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