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【第19回】株式会社スポーツITソリューション/石元龍太郎「21世紀のより良いスポーツ環境の実現を目指す」

2013年5月24日

「21世紀のより良いスポーツ環境の実現を目指す」
株式会社スポーツITソリューション 代表取締役社長 石元龍太郎
 

スポーツ競技団体などにIT活用を支援する会社「スポーツITソリューション」を経営する石元さん。温厚な見た目とは裏腹に、内に秘めた情熱で新たなチャレンジを続けてこられました。小学生時代に経験したサッカー環境を原点に、いかにしてスポーツとITを融合した会社を設立するに至ったのか――そんな石元さんの経営人生に迫りました。

 

 

――現在、「スポーツ×IT」を事業領域とした会社を経営されています。やはりご自身もスポーツをされていたんですか?

 

私が生まれ育った茨城県つくば市は、Jリーグが発足する以前からサッカーが盛んな地域だったんです。私自身も小中高校とサッカーに打ち込み、とりわけ小学生時代はその環境の恩恵を受けることができました。

 

何が恵まれていたのかといえば、筑波大学のサッカー部の学生が指導者として、つくば市の小学校のサッカーチームに教えに来てくれていたんです。大学生と子ども、そして保護者が練習や試合をともに楽しむなど、スポーツを通じて地域でコミュニティが生まれるしくみが機能していました。これは私がスポーツに関連する道に進む原体験となりましたね。

 

小学生時代から一転、中学のサッカー部は思うところがありました。顧問の先生がサッカーの経験者ではなく、戦略的なプレーの指導や論理的な説明が少ないなど、指導が物足りなかったんです。

 

でも中学時代は一つ、思い出に残る経験があります。2年生のときに親の仕事関係の人にアメリカに連れて行ってもらい、メジャーリーグの試合を観戦したんです。その際、スポーツを心から楽しんでいる現地の人びとや会場の雰囲気に魅了されました。サッカー部の指導環境に不満を抱いていたときだったので、「世界にはスポーツをこんなにも楽しんでいる国もあるんだ」と感銘を受けたんです。その頃から「日本のスポーツ環境を変えたいな」と漠然を思い始めていましたね。

 

 

――大学時代も貴重な経験をされたそうですね?

 

高校のサッカー部は指導環境がよく、また相当ハードでした。でも3年間やり切ったことで根性がついたし、何より達成感も味わいましたね。高校卒業後は慶応湘南藤沢キャンパス(SFC)に進学し、その頃にはすでにスポーツにおける地域コミュニティづくりに興味があったので、情報社会や社会文化、コミュニティ論などを専門に勉強しました。

 

この大学在学中に2つの経験をしています。まず1つ目は、日本プロ野球選手会の活動にボランティアで参加したことです。当時、大阪近鉄バファローズとオリックス・ブルーウェーブの合併問題に端を発し、球団数を減らして1リーグ制にするといった球界再編の議論がなされていました。選手会は反対の立場を宣言し、当時会長だった古田敦也氏を中心に活動を進めていたんです。その活動のサポート役として、ボランティアでかかわることができました。

 

次に2つ目は、楽天イーグルスの創設プロジェクトにアルバイトスタッフとして参加したことです。まず新球団の創設が決まったとき、地域球団だという話が持ち上がりました。そのとき、「これはスポーツビジネスや地域コミュニティづくりを学べるチャンスだ」と思い、プロジェクトに参加するために仲間と200ページほどの企画書を作成したんです。日本とアメリカ、ヨーロッパのサッカーと野球を調べ尽くし、ファンクラブの成功事例やグッズ展開例などをまとめ、「新球団でやるべきアイデア100本ノック」という提案を盛り込みました。この企画が通り、プロジェクトのメンバーに加えてもらえました。

 

仙台では年間シートの営業もやりましたし、事務所がある東京では、チームをゼロから立ち上げる熱気の中で選手の募集から予算計画、ユニフォームやロゴづくりまで全体の流れを経験できました。優れた経営陣がスピーディーに意思決定し、一丸となって新球団の実現に向けて突き進んでいく――野球チームが誕生する歴史的な光景を目の当たりにできたのは貴重な経験でしたね。

 

 

 

――大学卒業後は広告代理店の電通に入社し、社内起業制度を利用してスポーツITソリューションを設立されました。

 

電通に入社後は営業を希望し、実際に営業に配属になりました。「理系なのになぜ?」とよく聞かれましたが、自分に経験がない分野というか、ビジネスやお金のしくみを理解するために営業を希望したんです。

 

東京勤務を経て名古屋に転勤となり、ある日、社内掲示板に掲載された新規事業の募集案内を目にしました。その瞬間、「チャンスが来た」と思いましたね。そこで当時、あたためていたビジネスモデルを企画書にまとめて提出したんです。

 

そのときにまとめた事業計画が、現在、取り組んでいるスポーツ競技団体向けの会員管理システムです。スポーツ団体の業務システムは一般的な企業と比べると遅れていて、アナログベースの管理が中心です。その結果、担当者がデータ管理などの業務に忙殺され、本来の仕事に労力が割けていないんです。

 

そこで、担当者の方々が競技力向上やエンターテイメント性を高める企画など、本来の業務に集中できるような環境づくりをITを通じてサポートしよう、そんな事業モデルを描いたんです。これが社内審査を通過し、大学の同窓でもあるクララオンラインの家本氏からの出資も受け、スポーツITソリューションを2010年に設立したんです。

 

 

 

――お話を伺っていると、小学生時代の原体験があり、その後の経験も含めて、いまの事業に結びついている印象を受けます。最後に、石元さんの今後の展望をお聞かせください。

 

当社は「21世紀のスポーツ環境を創る」という理念を掲げています。具体的には、地域社会にスポーツがよいかたちで溶け込んでいる、そんなイメージですかね。まさに私が小学生時代に体験したように、大学の指導者が地域に根づき、スポーツを通じた地域コミュニティを形成していたような、あんな環境が生まれるしくみをつくっていきたいです。

 

たとえば外部指導者の派遣のしくみは整備されていないんです。外部指導者を招きたい学校と、子どもたちに指導したい人をつなぐシステムを構築すれば、もっとみんながハッピーになれるスポーツ環境がつくれるでしょう。

 

楽天イーグルスの創設プロジェクトに関わっている際、経営陣の方が「スポーツはネットビジネスと同じで、多様な収益源をすべて最大化する必要がある」と言っていたのが強く印象に残っています。スポーツビジネスは収益を上げるのが難しいですが、そこにビジネスチャンスがあるとも思っています。

 

スポーツ関連団体などの資金調達を目的としたクラウドファンディングサイト「Sportie FUND(スポーティーファンド)」を立ち上げたのは、スポーツ競技団体へのサポートの手段を増やす目的に加え、多様な収益源の一つの柱として育てる意味合いも込めています。現在は管理システムの提供を中心としていますが、「スポーツ×IT」の領域で豊かなスポーツ環境の実現に貢献していきたいですね。

 

CF3

 

 


スポーツITソリューションは、「スポーツとインターネット」のプロフェッショナルとして、適切な技術と優れたデザインの提供を通じて、スポーツに関わる方々が抱える様々な課題の解決を提供し、21世紀の豊かなスポーツ環境の実現に向けて取り組んでいる企業。
詳しくはこちらからチェック!
http://www.sports-it.jp/

 


スポーツに特化したクラウドファンディングサイト『スポーティー・ファンド(Sportie FUND)』は、目標や夢を持って真剣に活動をしているスポーツ団体・アスリート・ スポーツ施設等を、ファンやサポーターが一緒に参加しながら応援できる仕組みを構築し、スポーツの新しい資金調達をサポートしていきます。
詳しくはこちらからチェック!
https://cf.sportie.jp/

 

 

 

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