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2016/06/20 イベント

【テーブルフットボール】アジアカップ

6月11日(土)・12日(日)の両日、おはじきサッカーの「アジアカップ」がシンガポールで行われました。
参加国はシンガポール、オーストラリア、そして日本の3か国!!総勢40名の選手が参加しました。
日本からは和田英明さんが参戦し、国際大会を繰り広げました。
 

【テーブルフットボール】アジアカップ

 
 

おはじきサッカーとは?

1対1で競技を行います。
卓球台のようなテーブルの上で、
競技プレイヤーが選手兼監督の両方の役割を担うスポーツです。
 
人差し指でベースを弾き、ボールを小刻みに動かしドリブルしながらゴールを狙います。
弾く力とポイントによって、ボールの軌道や弾道、浮き球でシュートを打つこともできて、
リアルなサッカーのプレーを実感することができます。
 
戦術、技術、素早い判断を駆使して行う頭脳的なスポーツ競技です。
 
年に一度、ワールドカップも開催されており、日本おはじきサッカー協会では
ワールドカップ優勝を目標に、競技者の育成やプロモーション活動に努めています。
 

【テーブルフットボール】アジアカップ

 
今回のアジアカップは、グループリーグに分けられ、その中でトーナメント方式で競技が行われます。
前半15分・後半15分
 
和田さんの試合結果は
Vikas Chandiramani 4-1
Bhavin Sharn 1-0
Ruhan Sharn 2-2
で0勝2敗1分でした。
 

【テーブルフットボール】アジアカップ

 
 

和田さんに感想を伺います

◆対戦相手は強者でしたか?

正直言うと、実力差はほとんどなかったと思います。
初戦は世界ランキングが私より上位の選手との対戦で、前半に先制したのですが後半逆転されてしまいました。
レフェリーをしていた友人曰く、”先制した前半はとても良かったが、後半はナーバスになりすぎた”とのことです。
確かに後半は初戦の緊張で、集中力が続かず、ボールへのタッチミス連発でした。
 
第2戦以降は、シュートチャンスは多かったのですが、決めるべきところを決められませんでした。
 

◆海外選手との実力差はどうですか?

アジアの選手とヨーロッパの選手との実力差は、サッカーの歴史のように、大きいと感じています。
ヨーロッパの選手はボールにドライブを掛けて常に枠内にボールを飛ばせます。シュートも常に正確です。
ミリセンチ精度で、正確な距離、正確な角度にボールを運ぶ技術で、ディフェンスをかわしていました。
 

◆このスポーツとは?

サッカー同様に、素早い判断要される競技であり、子供だけでなく、大人も含め、その技術、戦術を楽しめます。
私自身、選手を続けていくと共に、普及活動、世界に通用する若い選手の育成に邁進していきます。
 

【テーブルフットボール】アジアカップ

 
以前、当社で取材させていただいた、
アルビレックス新潟シンガポールの是永代表に、
今回、アジアカップを観戦していただいた!
 

【テーブルフットボール】アジアカップ

 
 

是永代表に率直な感想をお聞きしました

走らなくてもいい!ということは、小さい子どもでも、体の不自由な方でもサッカーを体験できるということですね。
ボールを1回弾く毎に、勝敗を左右する判断を行い、その先の”勝利”というイメージを描きながら、
戦略頭脳と実行力を駆使するスポーツは、”弾くことに意味がある”とおっしゃいます。
ヨーロッパで500万人の競技者がいるということは、これから先、アジアにも拡大する可能性を大いに秘めていますね。
 
アルビレックス新潟シンガポール/HP
http://www.albirex.com.sg/ja/
 
 

是永代表への取材記事

”アルビレックス新潟シンガポール/是永大輔「海外で堂々と戦える若い日本人を育てたい」”
https://musica-lab.co.jp/column/921.html
 
今年のワールドカップは9月にベルギーで開催されます。
もちろん、日本代表も参加します。
日本国内にはまだ100名前後の競技者人口しかいないのです。
逆に考えてみてください。
この記事を読んでいる”あなた”にこそ、日本代表になるチャンスがあることを!!